2月の園便り

可愛保育園2月の「園便り」

園長より:立春を迎える季節ですが、まだまだ寒さが厳しい毎日が続いていますね。梅の花が咲くのが待ち遠しいです。と同時に、年長さんは就学の日が近づいてきました。期待と不安が大きくなる時期でもあり、友だち同士で過ごす毎日が楽しくてたまらない様子も見られます。思い出をたくさん胸に詰め込んで、一年生になってほしいと願っています。日々、感染症に対して不安のつのるニュースを耳にします。手洗いうがいを習慣にして、免疫力を高めることが一番のようです。人込みを避け、お部屋のなかでゆっくり過ごすのもいいかもしれません。

1歳児:最近はお友だちと一緒に遊ぶ姿が良くみられ、同じことをするのが楽しく、よくみんなで笑って遊んでいます。そんな中でもお友だちの持っているものが欲しくなって上手く貸し借りできず、取り合いになってしまうこともあります。自分も使いたいけれど、お友だちも使いたいこと等お互いの気持ちを代弁しながら「かして」「あとでね」など言葉のやりとりをしながら、順番に使う事や同じものを一緒に探したり、取り換えっこしたり等々、その状況に応じて子どもたちがわかるようにお話をしています。自分の思いが出てくる時期ですので、しっかり受け止めながらお友だちと関わりを持って遊べるようにしていきたいです。

2歳児:新年の雰囲気も少しづつ薄れていき今は節分への準備を頑張っています。「鬼が来たら豆を投げるよ‼」と気合十分です。1月で6人全員が3歳になって気持ちも揃い、毎日幼児クラスになることを楽しみにしながら過ごしています。まだまだ寒い日はあると思いますが、公園に行ってすべり台やジャングルジム、ぶらんこなどで遊んだり、広場を走ったりして、病気に負けない体力をつけていきたいと思います。

3歳児:お正月の遊びの一つにカルタがあります。今ポケモンカルタで毎日遊んでいます。年少児と年中児で遊んでいる中で年少児が「読む人になりたい」と声が上がりました。「まだ読めないからダメ」とは言わず「一緒に読もう」と言ってくれた年中児がいました。そのおかげでどんどん読めるようになりました。札を取るのも日増しに早くなり、保育者よりも取る枚数が多いくらいになりました。子どもが興味を持った時の吸収力、子ども同士の育ちの力に感動します。

4・5歳児:お正月遊びの1つとして、けん玉に取り組みました。練習をしたら上手になると身を持って体験した子どもたちは、もっと上手になりたいと意欲的に取り組んでいます。あきらめずに頑張る姿をお家でもぜひ応援してあげてください。また今色々な事に興味を持っています。先日も「袋の中のボール、ぐるぐると回してもなぜ落ちないの?」と悩んだり、散歩中にどこからか漂ってきた良い香りを「香ばしいね」と言った保育士の言葉に「香ばしいって何?」と。体験しながら学べるよう保育士も子どもから出る疑問に答えるべく、一緒に勉強中です。目の付け所がおもしろく、感心することばかりです。